メンエスとの出会い(前編)
さて、メンエスとの出会いについて書いておこうかと。
あれはかれこれ10年ほど前の夏。当時私は30代。
ちょこちょこと、細々と、少しムフフなお店での遊びを覚えてきていたのですが、ふと、とあるお店のブログが目に留まりました。
マッサージのお店と書いていますが、在籍スタッフの写真はどう見ても風俗っぽいし、名前も源氏名。
お値段もたとえば90分で12,000円と、普通のマッサージにしては高い。
何より、住所の詳細の表示がなく、予約先の電話番号も携帯電話。
「あやしい・・!けど気になる」
正直、少しムフフなお店での遊びにしっくり来ていなかった私は、好奇心もあいまって電話をしてみました。
電話応対は普通で、コースと指名セラピスト(その時はフリーにした)を伝えたら、マンションの場所を口頭で伝えられそこに行くよう指示を受けるという、簡易な内容でした。
正直、マンションの部屋に入るまでは心臓がバクバクしていたのを覚えています。
ドアを開けた瞬間、怖いお兄さんが待ち構えていて、身ぐるみはがされてしまう可能性もありましたからね。
でも、そうなったら仕方ない、と変に割り切って飛び込んでいきました。
今思えば、どうかしています。
そんな私の不安を知ってか知らずか、マンションのドアが開いた瞬間に顔を出したのは、少し小柄で、少し髪色が明るめの、さばさばした若い女性でした。
(続きます)